国家公務員共済組合連合会広島記念病院

広島記念病院ブログvol.26

健康寿命について考える

 皆さんは『健康寿命』って聞いた事があるでしょうか?『健康上の問題で日常生活が制御されることなく生活できる期間』を健康寿命といいます。

令和元年に厚生労働省が発表した健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳となっています。最新の平均寿命(令和4年:男性81.56歳、女性87.71歳)と比べると、何らかの介護が必要となる期間が男性は約9年、女性は約12年ととらえることもできます。(図表①)

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 厚生労働省は『元気に長生きする』ための様々な生活習慣をオススメしています。食生活の改善や病院健診などありますが、その中の1つで、1日あたりの歩数を増やすことがあります。目標は男女とも、64歳以下は18000歩、65歳以上は16000歩です。(図表②)

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 また、要支援・要介護予防には15000歩必要で、そのうち速歩き(少し息が上がる程度の歩行)が7.5分あると良いとされています。(図表③)ただし、歩き過ぎて腰や膝が痛くなるほど頑張るのは禁物です。

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貯"筋"や"筋"活なども聞かれるようになりました。何歳からでも筋肉は改善できます。ウォーキングなどの適度な運動を行うことで筋肉量を増やし、健康寿命を伸ばせるように日々の生活習慣を考えてみませんか?

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