広島記念病院の輸血拒否に関する方針
信条または宗教上の理由等により輸血を拒否する信念は理解し、尊重します。もとより不必要な輸血はいたしません。しかし、あらかじめ輸血が避けられないと判断されるにも関わらず、輸血を拒否する場合、特に救急時における医療現場での迅速な対応判断が不可能となり、円滑な治療を行えなくなる可能性があります。
1.広島記念病院は、『相対的無輸血』の方針をとります。
2.広島記念病院で取り扱っている血液製剤は以下の通りです。医師が救命のために輸血が
必要であると判断した場合、1)~4)全ての製剤を使用する可能性があります。
1)照射赤血球濃厚液
2)新鮮凍結血漿
3)照射濃厚血小板
4)血漿分画製剤
①アルブミン製剤《アルブミン20%静注、アルブミン5%静注、アブラキサン》
②免疫グロブリン製剤《献血グロベニン、グロブリン、ヘブスブリン(抗HBs)》
③組織接着剤《タコシール、ベリプラスト》
④その他《ハプトグロビン、ノンスロン、フィブロガミン 他》
3.生命を救うために輸血が必要となる場合、その必要性と輸血を行わなかった場合の危険性を説明します。
4.相対的無輸血に同意を得られない場合、当院での治療継続は不可となり他の医療機関での治療を勧告します。その際、他の医療機関への紹介はいたしかねます。
5.「免責証明書」等、絶対的無輸血治療に同意する文書には署名いたしません。
※輸血拒否の用語
・相対的無輸血:手術・治療にあたっては、できる限り輸血をしないこととするが輸血以外に救命手段がない事態になった場合には輸血を行うという立場・考え方
・絶対的無輸血:手術・治療にあたっては輸血以外に救命手段がない事態になっても輸血はしないという立場・考え方
2026年1月 病院長